アースバイブレーショントーンについて

ネイティブアメリカンフルートでアースバイブレーショントーンの笛があります。 これは動物や虫たちの声の音の高さをガイネが測って、そこから生まれたものです。 音の配列などは他のフルートと違いはなく、単純にキーの違いになります。 鳥や虫たちなど生き物たちは単に好き勝手に鳴いているのでしょうか? 私は特に秋の虫たちの声が大好きなのですがある時、なぜこんなに虫の声は心地良く聴こえるのだろう?と不思議に思いました。日本人は特にそういった音を聴き分ける能力が高いと言われていますが、それだけではないでしょう。 以前、アメリカはアリゾナで「静寂の中に聴こえてくる音があるとしたらどんなものだろう?」という兼ねてからの問いに応えるべく、何日か連続で周りに何もない砂漠地帯は出向き、静寂に包まれていたことがあります。 その時、静寂の中に聴こえてきたのは虫たちの声のようなサウンドでした。場所を変えても日を変えてもそれは同じでした。 日本に帰り、ネットで調べ物をしていたら、ある学者さんの記事にこうあるのを発見しました。 「人間には聴こえない領域の音というものがあるが、その高い領域の音世界を最もよく表しているのが虫たちだ」 これを読んで、私が静寂の中に聴いたサウンドはまんざらまちがいではないのかもしれない。と思いました。 そして、虫や鳥たち鳴き声の高さをいろいろ測ってゆくうちに、そこにはある共通性がある事に気がつきました。 それは。多くの生き物たちはある和音構成の中でその鳴き声を発している、というものでした…

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新年を迎えました♪

2022年、始まりましたね!新年おめでとうございます♬新しい年の幕開けはいつでも新鮮ですね。時代の流れが急速に変わってきた近年ですが、ある意味とても期待値の高い年となりそうです。本年もよろしくお願いいたします。*写真は桑の木をカットしたら富士山のような形が出てきたので、弦を張って、彫り物も加えたオブジェにしたものさて、昨年はもっぱら楽器つくりとWS、そして曲作りがメインの年でした。でも秋からはコンサートもいくつか行えるようになり、今後に繋がる時でした。今年はまず新しいアルバムつくりのために曲作りと録音に専念します♪なので1月はWSもほぼお休みです。アルバムの完成は3月ころを目指していますので楽しみにしていてください!コンサートは2月から少し入ってきます♬間もなく正式に決まるのでまたお知らせしますね。WS開催に関して問い合わせも良く来ます。HPやこのブログにも開催日を載せていないので、やっていますか?と。ご時世もあり、積極的に呼びかけはしてきませんでしたので、知人関係や問い合わせが来た方たちには行ってきました。今後もしばらくはそのような形で行ってゆくと思うので希望者はどうぞ問い合わせをしてください♬✰メールはこちらまで。  gaine@mtf.biglobe.ne.jpまた、Facebookで友達申請をくださる方はメッセージを添えて下さい。メッセージのない方はほとんどスルーさせていただいていますので。✰FBページはこちらから。  https://www.facebook.com/gaine.sa…

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KAI NEWSLETTERに

KAI NEWSLETTER に紹介頂きました⭐︎ 丁寧に活動を文章にしていただき、嬉しい限りです。 Macユーザー関係者や企業などに数万部発刊されているそうで、既に知り合いから「観たよ!」「永久保存版にします!」「開いたらガイネさんが!」などなど連絡頂いてます♫ ありがたし 関係者の皆様、ありがとうございました♪

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日本神話の読み方を変えてみる 考、その1

✰✰日本神話の読み方を変えてみる・考 その1 日本の昔話、特に神話を単に神話として読むのと、実際にあったこととして読んでみるのでは、だいぶ様相が違ってきます。 ポイントを、「神話を人の物語として読んでみる」 に変えてみると え~そうなの~~?? という風に今まで見えてこなかった世界が見えてきます✰ ツッコミどころも多々あるとは思いますが 諸説ある中のガイネの一考としてお読みください♬ ◆「ヤマタノオロチ」編  高天原から出雲地方に追放されたスサノオが、高志に住むヤマタノオロチを退治して、草薙剣を手に入れ、クシナダヒメをお嫁さんに貰う、  という、簡単に説明するとこんな物語です。 ガイネ流解釈は、 九州地方に新たに大陸からやってきたスサノオ一団はなかなか強力な一族で、アマテラスオオミカミも雲隠れするほど一族も手を焼いていた。 「こっちは人もいっぱいで住むとこないし、同胞も多く住む出雲地方に行くと良いよ」とされたスサノオ一団は出雲へと行く。 そこで、高志(こし=越)の国など広範囲に以前より住み、高い製鉄技術などを持ち合わせていた多くの人口を有する民たちと戦い、 彼らの高い製鉄技術と共にいまだかつてないほどの強さを象徴する草薙の剣を手に入れ、その地を支配した。 また、その地の豪族の娘で同じルーツを持つクシナダヒメとも結婚しめでたしめでたし♪ ということになります。 さて、ここから先は更なる推測&お楽しみ♪ 日本の神話は天皇家の由緒…

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丁寧に寄り添うこと

楽器がどうやって弾いて欲しいのか、吹いて欲しいのか?丁寧に寄り添っていればそれはわかる。演奏家だったら大概の人はわかるだろう。 楽器を作る場合は逆にこうしたらああなって、というように自分の思いを音に繋げてゆくこともできる。自分の些細な行為が楽器を変えてゆく。 丁寧に丁寧に寄り添ってその響きがこの世の中に良い波動となって広がってゆくことを祈って丁寧に丁寧に寄り添ってゆこう ⭐︎ガイネ⭐︎gaine@mtf.biglobe.ne.jp ガイネはネイティブアメリカンフルートなどを制作しつつ、作詞作曲、演奏活動を行っています。http://www5f.biglobe.ne.jp/~gainenonedoko/https://gaine.seesaa.net/(等ブログ)https://www.facebook.com/gaine.sato

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映画「藍色少年少女」

昨日観た映画『藍色少年少女』 この作品は私の住む地域にある子ども劇団、「ふじのキッズシアター」の演技指導などを行う柳田ありすが発起し、倉田監督と制作会社KURUWAとが三位一体となって作り上げた作品です。 福島から藤野へ保養のためにやってきた少女と迎える側の少年が中心となって繰り広げる、ひと夏の物語り。 実際に私と仲間で福島の親子を迎える保養活動を震災後ずっと行ってきているのだけど、その事実を踏まえて生まれた作品です。 出演者はキッズシアターの子供たちと藤野の大人たち、そしてプロの俳優さん方。 この映画が撮影されたのは2013年の夏。公開されたのが2014年の夏。 そしてこの夏、配給会社とともにロードショウとなりました。 初めて見た5年前の夏、その時の印象と今回観た印象は大分違ったものとなりました。 5年前はちょうど福島の親子さん方を迎えている保養活動期間中だったこと、実際に出演している子供たち、大人たちが私と家族も含めて知り合いばかり、撮影しているのも住んでいる地域、ということで、現実と映画の世界を対比、あるいは混同してしまう見方となっていたようで、映画そのものの評価をするのが一度見ただけでは難しい状況だったのでした。 そして今回、ついにそのベールが剥がれました(笑)。 この映画のテーマは監督が言うように 「本当の幸せとは何か?」 「未来の子供たちへのメッセージ、大人たちの再びの目覚め」 であり、それ自体はよく言われるところ。 …

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