福島の子供たちの保養活動2018夏

先月の26日~30日までの4泊5日、篠原の里で行われた第14回「うえるかむ!しのばらんど」、今回も多くの皆様のご支援、ご協力をもちまして無事終了しました。 ご協力、ご支援頂いた多くの皆様、感謝申し上げます! 暑さや台風などの心配もありましたが、31名の福島からの参加さんはお陰様で皆笑顔いっぱいで戻られました。 福島では震災から7年たった今でも十分な野外体験が身近ではできない現状です。 参加者のお母さんたちからは 「子供が初めて川で生き物を捕まえた」 「蛇口からの水道水を久しぶりに飲みました」 「地元の新鮮野菜をたっぷり使った食事がとても美味しかった」 「食事を作ってくださっている方々の姿がみれるのも良かった」 「年々少なくなっている保養を今でも続けてくださっていることに感謝します」 などなどたくさんの声をいただいています。 ブログに記録などをアップしましたので是非ご覧ください。 「うえるかむ!しのばらんど」 https://blogs.yahoo.co.jp/welcom_shinobaland 以下は以前作成した動画です。 「わたしにできること」という南米の物語り。 環境問題を考えるきっかけとして世界中に広まったハチドリのクリキンディの短いこのお話が、今子供たちのためにできることを懸命に頑張っている福島のお母さん方と重なり、この曲が生まれました。 私の住む相模原市の旧藤野町地区は神奈川県の北端、山梨県との境に位置し…

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第10回「うえるかむ!しのばらんど」終了しました。

福島の親子さんを迎える保養活動、「うえるかむ!しのばらんど」が無事終了した。今回で10回目。早いものだ。 震災後、仲間と動き出した時は4年後のことなど考えていなかった。ただ、やり続けることは必要だ。出来るだけ長く出来るよう頑張ろう、という思いだけがあった。 福島で子供を育てているお母さん方は、できるだけ子供にとって良いことをしてあげたいと願っている。ただ、その思いを多くの身近な人と共有できないことがとてもしんどいのだ。 福島では必要以上の心配はしてもしょうがないという考え方が多いように感じる。そこで生活しているわけだから、考えても結果は同じだと。仕事、親、親戚、それら全てを捨てて自分だけ土地を離れることは容易ではないし、メディアも行政も一般生活は気をつけていれば大丈夫というスタンスなのだからある意味仕方ない面はある。 でも、結果を先に知ることは出来ないので、予防線を張ることはとても重要。 そこが足りないために原発事故が起き、福島の方に、国民に、世界中に迷惑をかけていることを忘れてしまっている政治家が多いのは非常に残念。 でも私たちは忘れない。 だから行動する。 福島のお母さんたちが、子供たちがいい笑顔でいられるように。 *「うえるかむ!しのばらんど」は、多くの支援金、ボランティアさんによって賄われている被災地支援事業です。 ブログを是非ご覧ください。 http://blogs.yahoo.co.jp/welcom_shinobaland …

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福島の親子の保養活動第8回

昨日、福島の親子を迎える「第8回・うえるかむ!しのばらんど」が終わりました。 放射線の影響から、野外で存分な活動のできない子供たちのための支援活動です。 子供たちは炎天下でもまったく元気でした! たのもしいね! 活動の詳細は以下のページから♪ http://blogs.yahoo.co.jp/welcom_shinobaland/folder/533357.html

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保養活動は続く・・!その2 、移動教室

この夏、5回目の保養活動を行った。 多くの方がたの協力があっての活動です。皆の想いが結実した1週間でした。 昨年の夏に続き、地元のお祭りに参加させてもらったのですが、昨年から子供神輿が復活したのに続き、今年は前夜祭(演芸会)が復活!演芸会ではしのばらんどのテーマソング「うえるかむ!しのばらんど」を福島からの参加者で歌うなど、楽しい時がまたまた生まれたのでした。 福島から親子が来ることによって田舎の小さな地域が活性化している。 そんな相乗効果が生まれているのは素直に嬉しい♪ 一緒に皆で楽しむことができるのは素晴らしいこと。 お祭りの最後には例にない「打ち上げ花火」が盛大に上がった・・。   たくさんの方が、困っている人たちに「何かしたい」と感じている。 「福島の人間は嫌がられているんじゃないか・・・」という不安を持って参加している人もいたようだが、そんな不安は花火とともに空に消えていった。       9月には神奈川県内で保養活動を行っている13団体が集まって会合を持った。 「活動報告と今後について」 この夏は保養活動を行う団体が全国でぐっと増えたため、募集された総人数は2万人ほどになったようだ。 しかし福島の子どもは30万人以上。放射線の影響が特に危ぶまれる地域には20万人ほどが住む。 保養に参加した人数は単純計算で10分の一。 その中には親子参加されている場合もあるし、複数の保養に出かけている人も少なくない。…

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保養活動は続く・・!

3月末から4月上旬、福島の親子を迎えての3回目の保養活動が無事に終了。 元気な親子が集まり、楽しい毎日が続きました~。 一方で福島での現状や参加された方たちの様々な悩みなどの話しもでき、お互いに有意義であったと思います。   大切なことは 「忘れない」 「こどものためにできることをする」 「惑わされない」 こと。   自分をキープしてゆくことは、周りの状況と違えば違うほど大変な作業だ。 日本人に苦手な「違うことを認める」ということを「違うことを恐れない」という方面からも実践してゆくことも必要になってくる。 偉大な多くの母親と共に時間を過ごし、私もたくさんのエネルギーをいただきました。   終了したばかりですが、20日には40名の子どもたちがまた福島からやってきます。 アースデイ東京主催の「キッズウイークエンド」。 2泊3日と短いですが、22日には200名以上の子どもたちが代々木の会場に集結するらしい。 青梅、飯能、藤野などに分散宿泊なのだ。 私どもは、天然記念物の蝶の観察登山、ソーラーパネル発電ワーク、楽器作り、討論会「これからのエネルギーについて」などのプログラムを行ないます。   また楽しみに日々がやってくる♪   そして22日は明治神宮での演奏も入っています!! 藤野から子どもたちと一緒にバスで移動できそうだ♪   22日(日) 明治神宮内、西芝地「アースデイ・いのちの森」 午後1…

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第2回保養活動終了。そして3回目へ!

冬休みに2回目の保養活動を行ないました。 冬なので寒いですが、それでも福島から来た参加者は「福島の方が寒い」から大丈夫とのことでした。   2回目と言う事もあり、私たちも少しは落ち着いてできたかな。初めてのときはお互い緊張していた感じでしたから。 ゆっくりゆったり外で遊べる、本来当たり前の環境が無くなっている福島の子たちにとって、気にせず遊べる空間があるだけで幸せ・・というところが悲しいのだけど、土に汚れながら遊ぶ姿を見て、「子どもが遊ぶってこういうものだったんだなぁ・・と改めて感じた」とお母さん。 その他、「生まれて始めてブランコに乗ることができました。気に入って1時間以上降りてこなかったです」 「運動不足からか、子どもの体重が増えない状態が続いていたので、思い切り運動できる環境が嬉しかった」などなど。 放射線の影響がどうなのかということは正直わからない世界。 だけどその中でこうした問題を抱えながら健康に影響を及ぼしている現状がある。 保養活動の意義はそういった面でも大きいものと感じます。   また、様々な不安などを気にせず話せる「場」がなかなか無いということで、こういった機会に皆で想いをシェアできるのも大きなメリットです。   子どもたちの笑顔は素敵です。 それを見守るお母さんの笑顔も。 守ってゆきたいですね!   次回の日程は3月29日~4月3日です。参加者も決定しました。 詳細は以下でご覧ください。 『うえる…

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