インディアンフルートに出会って

インディアンフルートの製作、演奏をしているガイネといいます。 まずは馴れ初めあたりから・・・。     インディアンフルートと出会ったのは1996年頃だったか・・。 変わった音のする笛だなというのが最初の印象だった。 その時はまだ楽器も作り始めていなかったし、笛もあまり吹いてはいなかったから、今の自分はまったく想像できない頃だった。   そんな頃、「ローリングサンダー」という本に出会った。 これが衝撃的だった。 自分の求めている世界観はこれだ・・・という実感を持った。 いろんな本を読み、北山耕平氏の講演会やワークに参加するようになった。 それまでにない充実感を味わえるようになり、自分の未来に光が指した。   生活の拠点を東京から山里に移した直後、我が家へ音楽の知人がインディアンフルートを持ってやって来た。 引っ越してからは楽器作りを始めていたので、「作りたい!!」という衝動を抑えきれず、翌日、とりあえず竹で一本作ってみた。 音は出る。 が、音色はいまいち。 一番上の音はひっくり返る。 どうしてかな?? ・・・・これがフルート作りの最初。   その後、試行錯誤、失敗の連続を重ね、少しずつ理解を重ねてきた。 フルート作りは奥が深い。 ウインドウエィや上に取り付けるパーツの形状、本体の内径、長さ、指穴の位置、大きさ、材の質・・などなど音色に影響を与えるものは多い。 というより、全てが影響を与えている。影…

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