これは動物や虫たちの声の音の高さをガイネが測って、そこから生まれたものです。
音の配列などは他のフルートと違いはなく、単純にキーの違いになります。
鳥や虫たちなど生き物たちは単に好き勝手に鳴いているのでしょうか?
私は特に秋の虫たちの声が大好きなのですが
ある時、なぜこんなに虫の声は心地良く聴こえるのだろう?と不思議に思いました。
日本人は特にそういった音を聴き分ける能力が高いと言われていますが、それだけではないでしょう。
以前、アメリカはアリゾナで
「静寂の中に聴こえてくる音があるとしたらどんなものだろう?」
という兼ねてからの問いに応えるべく、何日か連続で周りに何もない砂漠地帯は出向き、静寂に包まれていたことがあります。
その時、静寂の中に聴こえてきたのは虫たちの声のようなサウンドでした。
場所を変えても日を変えてもそれは同じでした。
日本に帰り、ネットで調べ物をしていたら、
ある学者さんの記事にこうあるのを発見しました。
「人間には聴こえない領域の音というものがあるが、その高い領域の音世界を最もよく表しているのが虫たちだ」
これを読んで、私が静寂の中に聴いたサウンドはまんざらまちがいではないのかもしれない。と思いました。
そして、虫や鳥たち鳴き声の高さをいろいろ測ってゆくうちに、そこにはある共通性がある事に気がつきました。
それは。多くの生き物たちはある和音構成の中でその鳴き声を発している、というものでした。
そしてそれを決定的にしたのはクジラの声でした。
ある時、クジラの声を測ってみる事にしました。動画で四つの声を確認し、それをライアーというハープのような楽器で調弦し、弾いてみたのです。
すると驚くべき響きがやってきたのです!
それは深い深い海の愛のようなサウンド⭐️
大感動したのでした☆
生き物たちは好き勝手に鳴いていたわけではありませんでした。
何故、そのようにある和音構成の中にそれらがあるのか?
それは地球、あるいは宇宙の波動と共振共鳴するためなのです。
生き物たちは自ずと地球のバイブレーションを感じ、自ら同調して共振共鳴しているだけなのです。
人間は残念ながらそうではなく
それらを感じる感覚すら失ってしまっているようです。
ただ、それらは欲されているので
人は「自然の中に行きたい」 とか
「自然がすきだ」などと
他の生き物たちであれば絶対表現しないような事を言ったりするのですね。
そのような行動で、人は自分に足りなくなった地球の波動を浴びに自然の中に行くのでしょう。
私たちは常に他の生き物たちと一緒に生きています。かつてチューナーや音叉のない時代では楽器は生き物たちの声の高さで合わせられていました。
ネイティブアメリカンたちは多くのことを生き物たちから学びます。
今も昔も人は生き物たちに習って生きてきたのです。
今一度、私たちはそのように生きてゆく事を選択したいですね。
私たちだって皆、地球の波動に共振共鳴したいと願っているはずですし.それがあるべき姿なのでしょう。
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