青森より帰り思うこと。
青森より帰宅しました♪
あまり公に考察されない案件ですが,この機会に少々。
東北地方に色濃く残る縄文の世界は蝦夷(えみし)を連想させます。蝦夷は神武天皇の東征によって追われたとされる日本の先住民の呼称で,東北のみならずもっと西の地域まで住んでいた人々です。
遺跡などから戦いのための道具などが発掘されないことからも,蝦夷たちは穏やかな生活を好んでいた,平和的な人々であったとされています。
そこで気が付いたのは,蝦夷(ネイティブジャパニーズ)は,白人によって追われることになったネイティブアメリカンと同じ境遇なんだということ。
ネイティブアメリカンたちも1万年前にアジアから大陸を渡って現北アメリカ大陸に定住した人々で,近年のDNA鑑定からも日本の縄文時代の人々ととても近い血を持った人々ということが分かっています(南アメリカのアンデスに住む人々もアイヌ民族とほぼDNAは一緒)。
現代日本人のDNAは中国系,朝鮮系合わせて約半分,縄文系は約3割と言われていますので日本は明らかな多民族国家となります。
自分の中にいろんな血があって,様々な心の変化や行動に影響を与えているのだなと感じます。
私がネイティブアメリカンフルートを好んでいること,ネイティブアメリカンの思想によって心が救われたことも,そういったことに大いに関係があるのでしょう。
そして今回,本州最北端の大間にある製材所を訪ね,青森ヒバをフルートに使用してゆく段取りを決めたことにも意味がありそうで,自…